令和時代の携帯購入方法。オトクにスマートフォンを購入する方法をまとめた。

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前回の記事https://haya-fit.com/galaxys20-review/

でGalaxyS20が一括1円(僕は9900円だった)で購入したのでレビューをブログとTikTokで投稿したところ、

 

どういうこと?

というコメントが複数有った。

僕はスマートフォンを安く購入する事に命を賭けてきたのでノウハウが溜まっているが、キャリアで購入する以外の方法を知らない方の方が多数だと再認識した。

今や全日本人が所有するスマートフォン、少しでもお得に購入する方法を知って頂く意義が有ると判断したので執筆しようと思う。これから端末を購入しようとしている方に有益な情報になると幸いだ。

スマホの買い方は2つ

スマホの買い方は大きく分けて2つ有る。一つが新品で買う、もう一つが中古で購入することだ。

中古に関してはGEOなどの店舗で購入する方法と、メルカリなどで個人間で売買する方法などが有る。中古で購入を検討する時点で知識を持っていると思うので、今回は割愛し、新品での購入に絞る。

新品での買い方も2つ

新品での購入方法も2つ。
1つはAppleStoreや家電量販店で端末のみを購入する方法。もうひとつがdocomoやau、SoftBankなどの携帯キャリアで端末を購入する方法。
日本ではキャリアで端末を購入するのが一般的だと思う。

今回紹介する方法はこのキャリアで端末を購入する方法だ。

MNPで購入すること

あれ?いつも普通に変えているけど一括1円じゃないぞ?と思ったそこのあなた。

正解だ。

同じ会社で機種変更をしても一括一円は基本的にはない(機種によっては在庫消化などで可能性が0ではないが)。
狙うべきはMNP(携帯番号ポータビリティ)なんだ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/番号ポータビリティ
引用元:wikipedia

携帯キャリアはMNPが喉から手に出るほど欲しい

MNPは他社から同じ番号で新規契約で移動することだ。
携帯キャリアは基本的にこのMNPの獲得に血道を上げている。
携帯キャリアのビジネスモデルは電話料金をお客様から頂く事で成り立っている。回線の保有数=利益といっても差し支えない。

既に察しているかもしれないが、MNPで移動した場合、相手は−1、来た方は+1回線になる。

相手の利益を削りつつ自社の利益を増やすことが出来る最強の矛と盾、それがMNPだ。

過去はこのMNP獲得の競争が加熱しすぎて端末代金0円に高額キャッシュバックが加わり、携帯ショップは昼間からホストかキャバクラかと疑うような札束が飛び交う事態になった。

KDDIの田中社長(当時)から【適切なキャッシュバック】という名言も生まれ、非常に混沌とした時期だった。

https://news.livedoor.com/article/detail/8497730/
引用:ライブドアニュース

結局政府が過度の競争はあかん、としてMNPの高額キャッシュバックを法律で規制して、このMNP偏重の時代に終止符が打たれた。設けられたルールはざっくりいうと以下の通り。

  1. 端末価格を1円以下にしてはいけない
  2. 税込22,000円以上値引きしてはいけない
  3. 端末価格を上回るCBをしてはいけない

これで携帯業界は平和になった。めでたしめでたし・・とはいかない。人間はいつの時代も強欲である。

僕が購入したGalaxyS20の価格は79800円。どう頑張っても9900円はおろか一括1円にはならない。エントロピーを無視した行為だ。
この矛盾を可能にするのが令和の錬金術【端末単体購入値引き】だ。

令和に蘇ったMNP競争

政府は22,000円の値引きを上限としたが、もう1つのルールがある。それは

端末の売価をキャリアが強制してはいけない

というものだ。詳しい内容は割愛するけど、携帯電話を販売しているのは基本的に代理店だ。
その代理店が値引きをするのはとめない(止められない)というもの。

おまえはなにをいっているんだ

と思う方もいるだろう。正しい反応だ。一応独占禁止法で定められたルールなので理由を聞くとなるほど、とはなるが直感的ではない。
しかし値引きできるものはできるのだ。

ただし条件が有って、MNPなどの条件をしぼってはならない、どんな手続きでも値引きするように、というお達し付きだ。
なのでMNP以外でも値引きはされるようになっている。しかし基本はMNPで22000円値引き、残りを端末単体値引きで値引きする、というのが一般的だ。

この値引き方法を使って一括1円をこの令和でも可能にしている。家電量販店の携帯コーナーのPOPを見てみると掘り出し物が見つかる可能性もある。是非探して欲しい。

最近はiPhone12mini、GalaxyS20などが目玉商品だ。携帯業界の商戦期は3月と言われている。3月には更なる案件が出てくる可能性もあるので、機種を変えようとしている人は刮目して損は無いだろう。

まとめ:一括1円になっている機種を探そう

今はキャリアを移動するリスクもだいぶ減った。違約金がかからないプランも出ている。短期間でキャリアを跨ぐと契約出来なくなる可能性もあるのでしっかり長期間使用することを見据えて、もし気に入った機種があったら契約してみてもよいかも知れない。

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